- ごき
- I
ごき【五器】(1)「五具足(ゴグソク)」に同じ。(2)「御器(ゴキ)」に同じ。IIごき【五気】(1)木火土金水の五つの気。 また, 中央および東西南北の方角。(2)五臓から出る五種の気。 心気・肝気・脾(ヒ)気・肺気・腎(ジン)気。(3)五種の感情。 喜・怒・欲・懼(ク)・憂。(4)五種の天然現象。 寒・暑・燥・湿・風。IIIごき【五畿】「五畿内」の略。IV
「~七道」
ごき【五紀】(1)歳月を秩序づける五つのもの。 歳・月・日・星辰・暦数の五つ。(2)一紀を12年としたときの五つの紀, すなわち60年。Vごき【呉器】高麗茶碗の一。 口縁部がやや外に開いた大ぶりな飯碗(メシワン)の形で, 高台(コウダイ)が高いもの。 抹茶(マツチヤ)茶碗として用いる。 形が御器(ゴキ)に似たことによる名。 御器。VIごき【呉起】(?-前381) 中国, 戦国時代の政治家・兵法家。 衛の人。 現行の兵法書「呉子」は後世の仮託説が有力。→ 呉子VIIごき【御器・五器】〔「合器(ゴウキ)」の転〕(1)食物を盛るための蓋(フタ)つきの椀(ワン)。→ 御器の実(2)修行僧や乞食が食べ物を乞うために携える椀。(3)「呉器」に同じ。~を提(サ)・げる乞食(コジキ)になる。VIIIごき【御忌】⇒ ぎょき(御忌)IXごき【御記】⇒ ぎょき(御記)Xごき【碁器】碁石を入れるうつわ。 碁笥(ゴケ)。XIごき【語基】〔base〕インド-ヨーロッパ語などで, 語から屈折語尾や派生語をつくる接辞などを取り除いた残りの基本的な部分。 意味・形式からみて, それ以上分析できない究極の要素となるもの。XIIごき【語気】話す言葉の調子や勢い。 ものの言いぶり。 語勢。XIII「~が荒い」「~鋭く相手をやりこめる」
ごき【誤記】誤って記すこと。 書きあやまり。「番地を~する」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.